柏木工の無垢椅子を使用してもうすぐ3年が経とうとしています。
掃除機をかける時なんかに、椅子を重ねたりしていたら、何度かこの椅子を床に落としていたことがあったんです。
そのためか、なんと椅子の背もたれ上部が欠けていることに気づきました。
完全に割れているわけではないのですが、ささくれているような感じです。
負荷のかからない部分なのでそのまま使用していても問題はなさそうですが、いつか手を引っ掛けて怪我したり、他の力が加わった時に欠けてしまいそうな気がしたので補修してみることにしました。
私が実践した方法が正解なのかは分かりませんが、記録用に記事にしておこうと思います。
実際に傷ついた椅子の実態
椅子の破損に気づいた時に撮影したものです。
背もたれの上部の部分が欠けているのが分かりますでしょうか。
外側から撮影したものがこちらです。
放っておくと、誰かが手で触った時に手を傷付けそうな上に、剥がれかけた木部も切り取られそうな状態になっています。
椅子の傷を補修する材料
無垢の家具を補修する際は、「蜜蝋」を使用する方法もよく見かけたのですが、我が家の椅子の修復をするのに、蜜蝋で行うのは個人的に難易度が高そうだったので諦めました。
普通のボンドで接着しても良さそうだったのですが、修復後に接着剤がテカテカしたら嫌だなと思って、椅子の色に近い穴埋め材を購入することにしました。
私が購入した材料がこちらの「木部の穴埋め材」です。
こちらの商品の本来の使用用途は、「壁にできた釘やピンの穴の補修」のようなのですが、乾いたら硬化するようなので、うちの椅子にも使えるかなと思って買ってみました。
私は白木色を購入しましたが、他に「オーク」「アンバー」も販売しています。
実際に無垢の椅子を補修した流れ
まずは購入した木部の穴埋め材を使える状態にします。
ノズルごと回すと中に青い中栓が入っているのでそれを外します。
外したら、再度ノズルを付け直せば使用開始することができます。
こちらの材料自体は、マヨネーズぐらいの柔らかさで、割とさらっとしています。キツイ匂いなどはないので扱いやすいです。
椅子の傷口は割と狭かったので、柔らかい材料が入りやすくて助かりました。
先端の部分を傷にあてながら、材料を押し込んでいきました。
しっかりと埋め込めたら、ヘラなどで余分な部分を取っていきます。
更に濡れ布巾を固く絞って、はみ出ている部分を拭いていきます。
タオルで拭くと、割と綺麗になりました。
ぱっと見、わからない程度には修復できたと思います。
椅子の補修 まとめ
今回は、普段負荷の掛かることの少ない場所だったので、穴埋め材で修復を行いました。
私が使用したものがこちらです。
★この商品のいいところ★
・初心者でも使い方が簡単で扱いやすい
・使用したい場所によって色を選べる
・臭くない
・少量で購入できるので経済的
補修をしてから1週間以上経ちますが特に問題なく使用できています。
ただ後から思ったのですが、傷の中央部分はやはりボンドで接着したほうが良かったかもしれません。
いつかまた何かの衝撃が加わった時に、同じ場所が割れてしまうんじゃないかなと若干の不安が残りました。
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