毎年10月頃から涼しい季節になってくると、シンボルツリーとして植えた玄関前のヤマボウシの木に真っ赤な実が色づき始めます。
見た目はさくらんぼより少し大きい果実です。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、今回はこの実を使ってジャムを手作りしてみました。
我が家の秋の風物詩 赤く熟したヤマボウシの実を収穫
我が家の玄関前にはヤマボウシの木が植えてあります。
初夏の6月ごろにはこんな感じで白い花のようなものも咲き(花ではないそうです)、とっても華やかになります。
家の雰囲気も明るく見えるので気に入っているシンボルツリーです。
常緑樹なので、常に我が家を緑で彩ってくれているヤマボウシの木ですが、9月下旬〜10月頃になると今度は赤い木の実が色づき始めるんです。
特に南向きの陽の当たる場所に多く実が成ります。
完熟すると自然に落下して潰れてしまうことがあるので、その前に収穫するのがベストです。
(夜中に落下していることもあるので、それらは蟻さんたちが食べているようです。)
毎年、観賞用として楽しんでいただけだったのですが、
今回は立ったまま収穫出来たこちらの実で、ジャム作りをしてみることにしました。
ヤマボウシジャム作りの材料
今回収穫した実は40粒です。
量は少ないですが、初めてのチャレンジなのでちょうど良さそうでした。
【材料】
・ヤマボウシの実 40粒(215gでした)
・グラニュー糖 80g(実の1/3〜1/2量目安)
・レモン汁 小さじ1
【道具】
・ボウル(実の収穫と洗う用)
・鍋
・ザル(実を濾す用)
・計量器
下ごしらえ
まずは実と柄の部分を手で分けていきます。
分けられたら、実を洗いながら外側についているツブツブをとります。
流水で転がしながら洗っていると、どんどん取れてきます。
キッチンペーパーなどで、水気を拭き取ります。
鍋に入れてグラニュー糖を回しかけます。
鍋は煮込みが得意なSTAUBを使用しました。
しばらく待ったら水分が出てくるかと思ったのですが、なかなか出てきません(^_^;)
変化がほとんどないので30分ほど経った時に、実を半分に潰してひと混ぜしてみました。
果肉の水分がグラニュー糖と触れて、少し変化が出てきそうです。
さらに30分待って、この状態になりました。
割と水分が出てきました。
最初から実を割ってからグラニュー糖をまぶしたほうが良かったようです。
煮詰める
水分が出てきたところで、加熱していきます。
グツグツ沸騰するまでは中火〜強火、沸騰後は弱火にします。
少し木べらで潰しながら煮込んでいきました。
加熱を始めてから10分後です。
ここで火を止めて、次は種や皮を取り除いていきます。
実の種と皮を濾す
私は荒目のざるを使用して濾していきました。熱いので少し冷ましてから行います。
ザルの目に挟まっている果肉が勿体無いので、できるだけ叩いたりして濾していきました。
濾したものがこちらです。もう一度鍋へ戻します。
濾した後の種と皮部分にもまだ濾せる部分が残っていそうだったので、
布巾でくるんで絞り出しも行いました。
レモン汁で仕上げて完成
濾したものをさらにもう一度加熱します。
沸騰したらレモン汁を加えて、さらに沸騰するまで1分ほど加熱し、火を止めます。
いつも使っているストレート果汁100%の有機レモン汁がおすすめです。
消毒した容器に入れて完成です。
元々の量が少なかったので、出来上がり量ももちろん少ないです・・。
量にして100mlぐらいのジャムが完成しました。
量は少ないですが、味は優しい甘みで美味しかったです。色も味も杏ジャムに近い気がしましす。
早速、翌日の朝にトーストに塗ったり、ヨーグルトに乗せたりしてみました。
家族で使うと一気に無くなる量なので、収穫できる実が増えてきたらまたジャム作りに挑戦したいと思います。
ヤマボウシの実でジャムを手作り まとめ
自宅で収穫した実でジャムが出来るとは考えもしなかったので、完成した時はとっても嬉しい気持ちになりました。
最初の下ごしらえの際に、グラニュー糖をまぶすのは実を崩してから行う!が反省点ですね。
ヤマボウシのジャム作りに挑戦する方は気をつけてみてください。
煮込み時間も少なく、割と簡単に出来ました。
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