家の障子の部分破れ【1マス分の張り替え】を主婦1人で補修した記録

子どものいる家庭で障子があると必ず気になるのが、「障子に穴が開かないか・・」という問題だと思います。

 

現在住んでいる家に引っ越してきてから2年ちょっとは、奇跡的に障子の穴開きは免れていた我が家ですが、半年ほど前ついにビリっと2箇所穴が開いてしまったんです。

 

ずっと直そう直そうとは思っていたものの、

「面倒くさい」

「時間かかりそう」

「うまくできなかったらやだな」

と思って、しばらく放置していました。

 

ちなみに穴の開いた障子はこちらです。4畳半の畳スペースには2箇所に障子があるのですが、両方に1箇所ずつパンチをくらいました。

障子破れ1

 

障子破れ2

光の加減で見えにくいのですが、最初の画像の方(下が暗い方)は、2マスに渡って破れています。

このままでも外から見えることはないのですが、やはり補修したいと思い、ついに先日1人で修復を実践してみました。

 

それがやってみたら、結構簡単で、あっという間に終わったんです。

 

こんなにすぐできるんなら、早くやればよかったとちょっと後悔しています。

 

破れた障子をそのままにしてしまっている方、どうせまた穴開けられちゃうからいいやと思っている方、思っている以上に補修は簡単に行なえますので、時間があったら是非やってみて下さい。

 

主婦1人でも簡単に補修することができた作業を簡単に紹介したいと思います。

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障子の部分張り替えの所要時間

実際に掛かった時間はというと、乾燥時間を抜くと1時間弱といったところです。

 

主に実践することは「剥がしてつける」というだけです。

 

我が家は2箇所あってもそれぐらいなので、1箇所だったら30分ぐらいで終わると思います。

障子の部分張り替えで必要な道具

必要な道具は、剥がして貼るのに必要なものです。

必要な道具1

【障子の部分貼り替えに必要な道具】

●霧吹き

●カッター

●障子紙

●障子用ののり

▲のりを塗るための刷毛

▲カッティングボード

 

●のものは必ず必要なものです。▲のものは、あればやりやすいかなという感じです。

障子紙と障子用ののり

我が家に無かったものは「障子紙」と「障子用ののり」だったので、その2点を購入しました。

こういうものですね⇓(障子紙は同じものではないです)

私はホームセンターで購入しました。

100円均一にも売っているので、好きなものを選んでみて下さい。

障子の張り替え 1人も出来る簡単手順

①新しく貼る障子をサイズに合わせてカットしておく

貼りたい部分の障子のサイズを確認して、新しい障子紙を切っておきます。

私はここでカッティングボードを使用しました。

なければハサミで切ったり、下にダンボールなどを敷いてカッターで切ればいいと思います。

 

②張り替えたい部分の障子を剥がす

まず、破損している部分が含まれている障子を剥がします。

まずカッターで切り取る部分を切っていきます。

障子をカッターで切るところ

フリーハンドだとよれてしまうので、必ず定規などの真っ直ぐなものをあてて切っていきます。

紙が張り付いている、木の上から切っていきました。木が傷つかないように、できるだけ紙だけ切るように注意しました。

カッターで切ったところ

カッターで切ったところです。うっすら線が入っているのが分かりますでしょうか。

③剥がす部分を水で濡らして剥がしていく

剥がしたい部分の、のりで本体とくっついている所に霧吹きをかけて障子紙に水分を含ませていきます。

霧吹きがなければ、スポンジに水を含ませたものでトントン叩いていってもいいです。

障子紙を水で濡らしたところ

しっかり湿ったら、1〜2分放置するとのりまで水分が染み込んでいきます。

 

そこで、本体から障子紙をゆっくりと剥がしていきます。

障子紙を剥がすところ

けっこうするっと取れていきます。

剥がしたところ

全部剥がしました。カッターで切った部分は、少し紙の毛羽立ちも残ってしまいましたが、のりで押さえ込めばなんとかなりそうです。

④障子を貼る部分にのりを塗っていく

障子紙を貼りたい部分にのりを塗っていきます。

 

まずは障子用ののりを用意します。

のりを容器に入れたところ

適当な容器に入れて、刷毛で塗っていきます。

刷毛でのりを塗っているところ

周りの障子紙の水分が乾くのを待ちきれずに作業をしてしまいましたが、特に問題は無かったです。

 

水分のせいで、剥がれなくていい部分が浮いてきた部分があったので、そこにも紙と本体の間にのりを塗っていきました。

剥がれた部分にのりを塗るところ

⑤新しい障子を上から貼る

予めサイズを合わせてカットしておいた障子紙を上から貼っていきます。

真ん中から貼って、外側に伸ばすように貼っていきました。

障子紙を貼ったところ

⑥乾燥させて、よれている部分は霧吹きで仕上げる

水分がなくなるまで完全に乾燥させていきます。30分〜1時間程度は掛かると思います。

こちらは1時間後に撮影した画像です。

乾燥した画像

割ときれいに仕上がったと思います。

 

ただ、よくよく見ると少しシワがあったので、反対側(部屋側)から霧吹きをかけてシワ伸ばしを行いました。

シワが気になる障子

シワが気になる部分に数回霧吹きで水をかけていきます。

霧吹きをかけるところ

この水分が乾けば完成です。

シワが伸びた画像

光の具合で分かりにくいですが、シワが伸びてきれいになりました。

 

もう一箇所の障子の方も、少しよれていたので霧吹きで仕上げました。

霧吹き前の画像⇓

霧吹き前の障子の画像

霧吹き後に乾燥させた画像⇓

霧吹き後にシワが伸びた画像

真ん中あたりと、右下にあったシワがキレイに伸びてくれました。

 

乾燥時間を含めなければ、作業時間は45分ほどで行うことができました。

生まれっ変わった我が家の障子 Before After

もともとぽっこり穴があいていた我が家の障子ですが、こんなにキレイに生まれ変わりました。

穴あき箇所①Before

障子破れ1

穴開き箇所①After

障子紙を補修した画像

右下の2マス分です。

補修に使用した紙が、もともとの障子の色よりも少し明るめだったので、色が若干違ってしまいましたが、言われなければ分からないレベルだと思います。

 

穴あき箇所②Before

障子破れ2

穴開き箇所②After

障子紙を補修した画像2

こちらは一番下のマスの、右から2マス目部分です。

こちらもやはり色の違いが少し分かりますが、そんなに気になることもありません。

 

2箇所でも1時間以内の作業で終わったので、意外に簡単に出来ることが分かりました。

一部分の障子の張り替え まとめ

障子の部分張り替えは、女性一人でも簡単に行うことができます。

 

最低限必要な道具は、

●障子紙

●障子用ののり

●カッター

●霧吹き

ですね。あとは家にあるものでどうにかなると思います。

刷毛がなければ、手でのりを塗っても大丈夫そうな気がしました。

 

一面貼り替えとなると、大変な気もしますが、1部分の補修でしたら気軽に行うことができます。

 

穴の開いた障子を見て見ないふりをしている方、補修自体は結構簡単なので、是非材料を準備して補修してみてください。

こういう作業が好きな方だったら、楽しんで出来ると思います。

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