太陽光の実際の発電量は?京セラソーラーパネルの2年半の実績を公開!

京セラソーラー

戸建ての屋根に、太陽光発電をつけようか悩んでいる方へ、我が家の2年半分の実績を公開したいと思います。

太陽光をつけるメリット・デメリットなどは他のサイトで確認してくださいね。

 

やはり取り付けるとなると高額な太陽光パネル。実際に使用している家のデータを知りたい人は多いと思います。

そこで今回は、我が家だけのデータになりますが、2年半利用してきた上での実績をできるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。

あくまでも今回は、我が家の場合の実績を載せますので、他のサイトでも良し悪しは確認してくださいね。

 

とりあえず結論から申しますと、今の所、私は太陽光を家の屋根につけて良かった!と思っています。我が家の発電内容を詳しく見ていきながらその理由を解説します。

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太陽光ソーラーパネルの設置環境と内容(金額)

【設置時期】2016年3月末

【パネル設置場所】南南東向き 4寸勾配の片流れ屋根

【メーカー】京セラ

【設置量】4.62kw

【パワーコンディショナー】1台

【設置費用】税込148万円

【電力の支払先&売電先】東京電力(契約種別:電化上手)

【売電単価】33円/1kwh (10年契約)

【ガスの利用】なし オール電化住宅

【生活形態】4人家族(大人2人+未就学児2人) 親は共働き

2016年3月末に新築で建てた戸建ての屋根に設置しています。屋根の素材が『デュプロマット』という素材を使用しており、メーカー保証の関係でこの屋根の素材に設置できるソーラーパネルメーカーが限られていました。

そこで、金額面、耐久性、発電効率などを太陽光設置業者の方と相談し、我が家は京セラのソーラーパネルを設置することになりました。

 

設置している屋根は日当たり抜群の南南東です。遮るものは電線なども含めて何もありません。太陽が昇れば必ず発電を開始してくれます。

 

パワーコンディショナーは、電力変換効率94.5%のものを使用しています。大きさは[W666mm×H429mm×D175mm]で、我が家では脱衣所の壁の上の方に設置しています。小さくはないですが、気になるほど邪魔ではないです。

発電して余った電気は東京電力へ売電しています。売電単価は33円の時に契約しました。

我が家では使用した電力の支払い先も東京電力なので、支払い金額と売電金額の明細はつながった1枚になって毎月ポストに入っています。金額の内容については後ほど説明します。

新築時に設置したメリット

私の家は、新築で建設する前に太陽光業者を決め、設計段階から屋内に設置する機器の場所や配線の場所なども決めておきました。

もともと建っている家に設置するよりも、配線や機器の場所などを決めてから取り付けることができたので、無駄が少なくて良かったかなと思います。

設置した経緯

もともとは、家を建ててもらう工務店さんに進められて太陽光の設置を検討し始めました。数年前と比べると設置費用が安くなっているので、屋根に日が当たるのであれば太陽光を設置するほうがお得かもしれない、ということでした。

始めは、工務店さんに紹介をしていただいた太陽光設置業者さんから見積を頂きました。内容も金額も、果たしてこの見積内容が妥当なのか判断することができす、相見積をとることにしました。

といっても私達には知っている太陽光業者さんなんていないので、太陽光一括見積サービス を利用してみました。特に費用もかからず、無料で数社の見積がもらえるので、とても参考になりました。

結局、この一括見積サービス を利用して返事のきた業者さんの中から最終的にお願いする業者さんを決めることになりました。最終的に2社に絞って再見積をいただき、お願いした業者さんに決定した次第です。迷っている方は見積だけでも取ってみると金額の目安も分かって検討しやすいかなと思います。

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実際の発電量や使用量

では実際に利用している、我が家の太陽光発電の実績を見ていきます。数字は2年半分の実績を平均化しています。

消費電力量と発電電力量

【消費電力量】太陽光発電で発電した電気を日中に消費した電力+夜間に東京電力から購入して消費した電力

【発電電力量】太陽光パネルで実際に発電した電力量

消費電力量(kwh) 発電電力量(kwh)
4月 330 542
5月 312 635
6月 298 533
7月 389 608
8月 441 587
9月 307 411
10月 301 394
11月 375 394
12月 609 466
1月 713 514
2月 628 512
3月 457 560
合計 5,160 6,156

消費電力量

表とグラフにしてみました。発電効率は一般的に春先がいいと言われていますが、我が家の発電量もまさに春先の5月がピークとなっています。

消費電力量は、主にエアコンの使用量で大きく変動していると思います。夏は冷房、冬は暖房を使っているためです。我が家にはエアコン意外の暖房機器がないので冬場の空調は暖房頼みになっています。

エアコンをほとんど使用しない、5月、6月、9月、10月の消費電力量は少ないですね。

表で見ると、消費電力量よりも発電電力量のほうが上回っているので、将来的には蓄電池の購入も検討してもいいかなと思っています。

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使用電力量と売電電力量

ちょっと上の数値と比較すると分かりにくいのですが、今度は使用電力量と売電電力量を見ていきます。

東京電力からの毎月の明細に記載されている数値の平均です。

【使用電力量】太陽光発電の電気では足りずに、東京電力から購入して使用した電力量

【売電電力量】太陽光発電で余った電力を東京電力へ売った電力量

使用電力量(kwh) 売電電力量(kwh)
4月 280 419.5
5月 214 522
6月 145 507
7月 179 420
8月 235 431.6
9月 260 421.6
10月 207 307
11月 242 313.5
12月 351 324
1月 476 368.5
2月 507 394.5
3月 441 426
合計 3,537 4,855

グラフ1

やはり売電電力量も、電気の使用量が少なく、発電効率の良い5月がトップとなっています。

では次に、こちらの電力量をもとにして支払った金額、売電した金額を見ていきます。

支払い金額と売電金額
支払い金額 売電金額
4月 5,825 13,843
5月 4,784 17,226
6月 3,562 16,731
7月 4,298 13,860
8月 5,523 14,242
9月 5,910 13,912
10月 4,862 10,131
11月 5,347 10,345
12月 7,187 10,692
1月 9,321 12,160
2月 9,780 13,018
3月 8,593 14,058
合計 74,992 160,218

売電金額など

我が家の場合、売電金額が支払い金額を下回ることはありません。常に黒字です。でも一つ上の、使用電力量と売電電力量のグラフで見たときには、12月〜3月までは売電電力量よりも使用電力量のほうが上回っていますよね。普通に考えると、使用電力量のほうが多い月は売電金額よりも支払い金額のほうが多くなると思ってしまいますがなぜ多くならないのででしょうか。

 

それは、電力の単価が違うためです。

売電する電力の単価は我が家の場合は1kwあたり一律33円です。

購入する電力の単価はというと、時間帯によって金額が変わってくるのでなんとも言えないのですが、単純に支払い金額を使用電力量で割った数値は1kwあたり平均21円です。

東京電力から購入する電気の単価よりも、売電する電気の単価のほうが高いので、我が家の場合は売電金額が支払い金額を下回ることはないんですね。

ということは、昼間はできるだけ電気を使わずに高い単価で売電して、夜間に電力をたくさん使うとお得になるということです。

最後に見やすいように、3つのグラフをまとめておきます。

消費電力量

グラフ1

売電金額など

ちなみに、我が家は売電金額で電気代+水道代を賄えているので光熱費はなしの上に黒字です。

京セラソーラーパネルの実績 まとめ

我が家の2年半の京セラソーラーパネルで発電した実績をまとめてみました。

売電金額だけで見ると、最初に支払った設置費用の148万円を回収するのには9年ちょっとかかる計算です。それだけでも東京電力との契約期間である10年以内に回収は出来るかなという感じです。

しかし、太陽光を設置せずに全ての電気代を支払っていくと仮定すると、総支払い金額を想定した場合、6〜7年後にはお得になるのではないかなと思います。

売電単価は毎年変動しますが、その分太陽光パネルの設置費用も安くなってきていると思います。

私は太陽光を設置して良かったと思っているので、迷っている方は検討だけでもしてみる価値はあると思います。

我が家が利用した見積り比較サイトはこちらのサイトです《公式/全国対応》100万人の利用実績!無料で太陽光発電一括見積り!

最終的に2社へ絞り込み、最終見積を出してもらって、やり取りしやすそうで親身になっってくれそうな業者さんにお願いすることになりました。

結果的に我が家の屋根に太陽光をつけて良かったと思えているので、事前に数社の見積りをとっておいて良かったです。後悔はしていません。最初の見積りよりも100万円近く安くなりましたし。

迷っている方は、とりあえず見積だけでもお願いしてみると、金額の相場が分かるので試してみる価値はありますよ。

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