我が家では、娘が生まれて寝る時間が安定した頃から、ほぼ毎日寝る前に絵本を読んでいます。
私がおすすめする絵本習慣についてはこちらの記事【絵本の増加防止にもなる!地域の図書館を利用した我が家の絵本習慣】に記載しているのでお時間がある方は読んでみて下さい。
そんな私が2人の子どもたちへの絵本の読み聞かせを通して、子どもが好きになった本、「もういっかい」を連発される絵本を紹介したいと思います。今回の0歳におすすめの絵本については、子どもが何回も自分でページをめくろうとしたものを中心に紹介したいと思います。一応、この記事では0歳におすすめとしていますが、あくまでも目安ですので1歳以上のお子様でも楽しんでいただけます。
我が家の子どもたちの反応を紐づけて、自分で勝手にランキングを作ってみました。
私が選んだ0歳の赤ちゃんにおすすめ絵本ランキング
第1位:赤ちゃんにおくる絵本(1)
お花畑にいるぞうさんが表紙のこちらの絵本。絵本とはいうものの、物語性はなく、各ページごとに【もの】と【その名前】が大きく描かれています。ページを開くと左側に絵があり、右側にその絵の名前が載っています。赤ちゃん絵本では珍しく、文字が縦書きです。文字ページは白地に黒文字でシンプルですが、絵の方ははっきりとした鮮明な色使いが特徴です。
赤ちゃんの頭の大きさほどの絵がはっきりと描かれているので、顔の前でページをめくってあげるだけでも釘付けになります。
この絵本は特に娘がとっても大好きで、私も何回も何回も読んであげましたが、1歳頃には毎日のように自分でめくって見ていました。ただ、厚紙ではないのでちょっと破れやすいです。6割ぐらいのページにセロテープの補修跡があります。ちょっと見た目はぼろぼろですが、大好きな絵本の勲章みたいな感じになっています。
他の絵本と比べるとページ数が多く、読み応えはあります。同じシリーズで【2】【3】もあるので、3冊まとめてプレゼントするのもおすすめです。
第2位:いないいないばああそび(おでかけ版)
絵本のタイトルのとおり、絵本を使っていないいないばあ遊びができるものです。登場する動物や子ども、母親の手が描いてあるページで顔を隠したり出したりできるようになっています。最後のママのページでは、ママの目の部分がくり抜かれていて、そこに読み手が後ろから目を覗かせるとお面のようにして遊ぶことができます。
まだ動けない赤ちゃんの頃は、顔が出たり隠れたりするのを楽しめます。少し大きくなって手が使えるようになったら、自分でページをめくって遊べます。お話ができるようになったら、自分でいないいないばあを言いながら楽しんで読むことができます。
小さい赤ちゃん向けの絵本のように思えますが、割と2歳頃までは子ども自身が好きで読んでいました。「おでかけばん」は厚紙仕様のものなので丈夫なところも魅力です。
第3位:じゃあじゃあびりびり
「自動車」「犬」「水」「紙」「掃除機」「にわとり」「踏切」「赤ちゃん」「飛行機」「猫」「ラッパ」が、それぞれの持つ音と一緒に登場します。個人的に好きな部分は文字の所が、音の出方や動きに合わせて斜めだったり、ギザギザに書かれていたりしているところです。読み手の方もこの字の書き方に合わせて、強弱をつけて読みたくなってしまいます。
2人の子どもたちは1歳前後の頃に一番はまっていた気がします。娘は赤ちゃんのページになると一緒に泣き真似をして喜んでいました。息子は踏切のページが好きで、この本で踏切を覚えたようです。外で踏切を見つけると「カンカン!」といって教えてくれるようになりました。
ビビットな赤色で家の中ですぐに見つけやすいのも魅力です。サイズがコンパクトなので外出時にもおすすめの絵本です。
第4位:赤ちゃん版のんたんシリーズ
我が家には6冊の赤ちゃん版のんたん絵本があります。かなりどの絵本も均等に好きみたいで一番はこれ!というのが決めにくいのですが、強いて言えば娘は「にんにんにこにこ」、息子は「おしっこしーしー」が好きでした。
こちらは、色々な表情をするのんたんが登場します。左ページにはのんたんの顔が大きく描かれ、右ページにはその解説が書かれています。のんたんの表情がどれも可愛らしく、子どもと一緒に真似するのが楽しいです。
はみがきの音「しゅこしゅこしゅっしゅっ」に合わせて、のんたんやその仲間たちが歯磨きをする絵本です。「いいいのいーして歯磨きをする」という歯磨き習慣を覚えるためにも役に立ちそうな絵本です。私は歯磨きする動きを手で真似て読み聞かせをしていますが、その動作を見るのが楽しいようです。
こちらの赤ちゃん版のんたん絵本、もう4年以上我が家にありますが、厚紙ではないのに6冊とも破れることなくすべて割ときれいな状態を保てています。読んでいる回数はかなり多いはずで、子どもたちもたくさんめくったりしていますが他の絵本に比べると丈夫な気がします。
まとめて購入できる9冊セットも販売されているようです。
第5位:ムーミンのはんたいことばのえほん
ムーミンシリーズ、他にも「ことばのえほん」「いろのえほん」「かずのえほん」がありますが、こちらの「はんたいことばのえほん」が我が家の子どもたちには一番人気です。
タイトルの通り、対象的な言葉と絵が見開きの左側と右側に描かれています。子どもが一番好きなページは「あつい」と「さむい」のあるページです。暑いところはうちわで扇ぐように暑そうな真似を、寒いところは体を震わせて寒そうな真似をして読んでいます。子ども自身も一緒にやるのが楽しいみたいです。
色使いは鮮やかですが、すこし独特なトーンで描かれています。厚紙なのでとても丈夫です。1ページ、約2mm 程の厚みがあります。
第6位:まねっこまねっこ
表紙にも各ページにも鏡のついている絵本です。市場にはもう中古品しかないようなのですがおすすめです。アンパンマンの登場人物たちと一緒に色々な表情の真似をして鏡で見ながら楽しみます。
最初のページは左側にアンパンマン。右側には、顔が鏡になったアンパンマンが描かれています。左側のページのアンパンマンが右側のページに写っているように描かれています。このページでは「にこにこ!」と書かれているので、アンパンマンのニコニコ笑顔の真似をする感じです。同じような感じで、泣いているドキンちゃん、怒っているカレーパンマンと続いていきます。最後はアンパンマンとにらめっこです。読み手も一緒ににらめっこをすると子どももすごく喜びます。
※中古品しかないので、プレゼントにはおすすめできません。
まとめ
私の独断で選んだ絵本の紹介ですが、子どもに読んであげる絵本の参考になっていただけたらなと思います。
正直、赤ちゃんでも子どもによって絵本の好き嫌いが別れるので、色々な絵本を読んであげたほうがいいと思います。その中でその子の好きそうな内容や、キャラクターが分かってくると、その後の読み聞かせも楽しんでいけるのではないでしょうか。最初は親が用意した絵本を読むとは思いますが、少し絵本に慣れてきたら一緒に図書館や本屋さんへ行って絵本を選ぶのも楽しいです。
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